2012年 中途入社
リードイラストレーター
2012年 中途入社
イラストレーターとしてコンテンツを作成したいと思ったからです。
元々、私は美術系の学校を卒業した後に、Webデザイナーとして別の会社で働いていました。Webのデザインの業務にもやりがいを感じていたのですが、個人で活動していたイラストレーションの方が面白いと感じるようになっていきました。
そして、イラストレーターとして働くことを目指して、転職活動を開始したのですが、未経験の求人は少なくて。
そんな中、モバファクの求人は制作アシスタントなら業務経験がなくても応募可能と記載があったので、アシスタントから力をつけようと考え、入社を決めました。
また、私がゲーム好きということもあり、「駅奪取」などのゲームコンテンツに関われるというのも魅力的に感じたポイントです。
入社直後は、当時開発を進めていたRPGの制作に携わることになりました。
ゲームのマップや背景制作から始まり、アイテムやモンスター、キャラクターデザインまで任せてもらいました。
その後、別のゲームや新規ゲームの立ち上げに関わった後、「ステーションメモリーズ!」(略称:「駅メモ!」)を開発するチームへ異動となり、今に至ります。
現在所属する「駅メモ!」チームでは、イラストの作成に加えて、キャラクターや衣装の企画なども行っています。
外部へ依頼する指示書の作成やチーム全体のイラストの監修も担当するようになりました。
新規ゲームの立ち上げに関わったときが一番大変でした。
というのも、新規ゲームということもあり、方向性が定まるまでに想定以上に時間を要し、納期に対して開発すべきものが多くなってしまったんです。
具体的には、1か月で数十体のキャラクターを制作することになり、必死になってイラストを描くことに。幸いにも、使いまわせるパーツがいくつかあったので、なるべく利用できるものは利用し、納期までになんとか間に合わせました。
短い時間で、ポージングやアイテムを変更しながら、キャラクターの印象を変えていく作業は本当に大変でした。
イラストレーターといってイメージする業務以外にも、関われることです。
実際にイラストに関連したさまざまな分野の業務を任せてもらえました。
たとえば、ゲームのアートディレクション業務。ゲーム内の新しいイベントやキャラクターが、ゲームの世界観にふさわしいかを考えたり、キャラクター1体1体のバックグラウンドや設定を企画したりしました。
また、チームを跨いで仕事ができるというのも面白いです。
世界観やジャンルが全く違うサービスでイラストを描くことができるので、サービスごとの世界観を汲み取る力を向上させることができます。
位置ゲームだからこその魅力がたくさんあると思います。
たとえば、「駅メモ!」に登場するキャラクター「でんこ」と一緒にお出かけをしている実感を得られるという点。
位置ゲームの特性上、移動をすることによって、よりゲームを楽しむことができます。「おでかけカメラ」というアプリを利用することで、「でんこ」と一緒に写真を撮ることもできます。
また、「駅メモ!」のふれあいノートという機能でユーザー同士で交流をすることができたり、衣装の種類が豊富なのでシーンにあわせて「でんこ」の着せ替えを楽しむことができるのも魅力的なポイントです。
イラストを描く技術はもちろん上がっていますが、それ以上にキャラクターに関わるコンテンツの企画力が身についたと思います。
就職する前の私は、自分が描きたいものを描きたいようにイラストを描いていました。
ですが、モバファクでコンテンツ制作に関わる中で、ユーザーに自分のイラストでどう感じてもらいたいかを考えるようになりました。
これからも、コンテンツに対するユーザーの反応や声に耳を傾け、よりユーザーに寄り添ったイラスト作成をしていきたいですね。
まずはイラストを描く技術を高めていきたいです。
何年経っても、自分が描いたイラストを後から見ると、至らない点を見つけてしまいます。
「華やかじゃないなぁ」や「こうしとけば良かった」と、よく後悔してます。
納得できるイラストが描けるように、さらに技術を磨いていきたいですね。
また、「駅メモ!」は8周年を迎えた長期サービスです。
長期的に愛されていることに安心せず、変化をつけていき、既存ユーザーが飽きないコンテンツ作りをしていきたいと思います。
イラストレーターとしては、ユーザーが「あっ」と目を引くコンテンツを作り続けていきたいですね。
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