2021年 新卒入社
リードエンジニア
2021年 新卒入社
自分は元々ものづくりに興味があったので、学生時代はプログラミングに限らずいろいろなことに手を出していました。
プログラミングだと、ニューラルネットワークの実装を自分で書いて夏目漱石の文章を学習させて小説の続きを書かせたり、簡単なゲームを作ってX(旧:Twitter)に公開したりしました。
それ以外だと、大学内でプログラミングの勉強会を開催したり、簡単なチラシを作るアルバイト、また、音楽やイラスト・動画を作って投稿サイトに公開したり、認知科学系の本の輪読会に参加したりと、興味のあることになんでも関わるようにしていました。
いろいろなことを学んで成長できそうな環境だと感じたからです。
自分は元々ものづくりに興味があったので、プログラミングに限らずUXやチーム運営など、さまざまな領域に詳しくなりたいと考えていました。
なので、社内勉強会制度「シェアナレ!」でいろいろな分野を学べそうな点や、コミュニケーションの風通しがよく、エンジニア以外の職種の人とも会話する機会が多くありそうな点に魅力を感じ、入社を決めました。
入社してからずっと「ステーションメモリーズ!」(略称:「駅メモ!」)の開発業務に携わっています。
自分は普段から積極的にタスクを拾いにいくようにしていることもあり、幅広い領域のタスクに取り組んできました。具体的に挙げると、「駅メモ!」で開催されるイベントの開発や、周年時期のLPの開発、ユーザーから報告のあった不具合の対応、「駅メモ!」のフロント基盤の刷新などです。また、開発業務以外では、新卒エンジニア向けの技術研修のリーダーなども担当しました。
モバファクは、積極性があれば、たとえ自分の技術力が十分でなくても挑戦させてもらえる環境だと思います。技術面に限らず、コミュニケーションやマネジメント的な能力が求められるタスクであってもチャレンジして成長できる環境です。
なんといっても、「駅メモ!」のフロント基盤の刷新です。
具体的には、「駅メモ!」のフロントエンド開発で使っているフレームワークのバージョンが古くなっており、これをバージョンアップする作業を行いました。バージョンを上げた状態で「駅メモ!」をビルドし、相性の悪い外部ツールを差し替えたり、バージョンアップで動かなくなった部分を書き直したりといった作業です。「駅メモ!」のフロントエンドの実装全てを確認する必要がある都合上、作業量は膨大で、足掛け1年近くかけて行いました。
不具合のないようにバージョンアップする作業を行うため、作業を通してフロント基盤技術のかなり深い領域にまで触れて学ぶことができました。公式ドキュメントを読み込むことはもちろん、そこに情報がなければブログ記事やインターネット上の議論や、フレームワーク自体の実装やビルド結果のファイルを読んで挙動を確認するなど、あらゆる方面から技術について深掘りして調査しました。そのおかげもあって、フロントエンド面の技術について理解が深まり、エンジニアとして大きく成長できたと思います。
また、長期間に渡る開発を行う際に、チームメンバーとどのようにコミュニケーションをとりながら進めると効率よく開発ができるか、ということを意識できるようになりました。これは普段の業務に大いに役立っています。
長年運用されているアプリの実装に触れ、技術的にさまざまな学びを得ることができる点です。
フロントエンドは先に述べた通りですが、サーバーサイドの実装も作業量は膨大で、またデータベースに保持しているデータ量も多く、実装時に考えることは多いです。
「駅メモ!」では、既存の実装を改善して開発者体験を向上させることに積極的で、手を挙げればさまざまな改善に取り組むことができる環境になっています。改善の実装を行うことで、技術的な学びを得られるのはもちろん、自分の改善でチームメンバーの業務がさらに効率よくなることにもやりがいを感じます。
大きく2つあります。
まず1つは、繰り返しになってしまいますが、技術的にさまざまな分野に触れ、それらについて詳しくなった点です。
自分はフロントエンドの技術に触れることが多かったのですが、普段の開発ではサーバーサイドからフロントエンドまで満遍なく実装するので、Webで使われている技術は一通り詳しくなることができます。Webの技術を一通り学んだ上で、自分が興味を持った分野を深く学ぶことができるというのはモバファクの良さかと思います。
もう1つは、チームで開発する上で必要なコミュニケーションの仕方です。どういうふうに人に頼るか、タスクを人に渡すか、コミュニケーションしやすい雰囲気を作るかなど考えるべきことは多いのですが、チームで開発をする中で成功や失敗を繰り返しながら、これらについて学ぶことができます。コミュニケーションのミスによって生じる時間が多いことを社会人になってから実感しているのですが、そこをうまく補えるようになってきたと感じています。
元々私はものづくり全般に興味があったのですが、業務で技術に触れる中で、技術的に深い領域、特にフロントエンドの技術に興味を持つようになりました。
「駅メモ!」のように規模が大きくかつ長期にわたって続いているプロダクトだと、過去の実装との兼ね合いで、どうしても徐々にプログラミングの速度が落ちてしまいます。そこをうまくフォローしつつ、チームとして成果を上げ続けるには、既存の実装の改善が欠かせません。
今後も技術的に深い領域の問題解消に取り組んで、チーム全体が快適に普段の開発業務を行えるよう貢献したいです。
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