前職はECサイト運営に携わっており、サイト管理や商品企画のほか、社会人としての基礎をしっかり学ぶことができ、人生においてプラスとなる経験をたくさんさせていただきました。充実はしていましたが、経験が増えていくうちに今度はサービスや商品を販売する上で欠かせない広告やマーケティングの知識をもっと深めたいと思うように。それが転職を考える大きなきっかけでした。

また、当時は宮城県に住んでいましたが、マーケティングに関する経験を積みたいと考え、より成長できる環境を求めて上京し、モバファクにたどり着きました。

入社後、私が最初に取り組んだのは「駅メモ！」のWebプロモーションでした。その後、モバイルコンテンツのチームへ異動し、Webプロモーションに加えてSNS向けスタンプ制作などの業務にも従事。数年後、新設されたブロックチェーン事業部に移り、管理職兼プランナーとして営業、マーケティング、プロモーション、さらにはトークンエコノミーの設計など、幅広く業務に携わる機会を得ました。この時期にアシスタントゼネラルマネージャー（以下、AGM）に昇格しています。

2024年現在は、AI Labチームに所属しています。ここでは全社員が生成AIの活用価値を理解し、積極的に取り組める環境を提供することで、IT企業としてのモバファクの競争力を一層強化することを目指しています。このプロジェクトを通じて、モバファクの未来を支える基盤作りに貢献できる貴重な機会を得ることができました。

AI Labチームは全社員向けに生成AIの利用促進をしていくというミッションがあり、チーム横断で協力が必要であることから、メンバー構成も役職者が多いという特殊なチームになっています。そのような状況であるため、現状の業務は管理職兼ではありますが今まで以上にプレイヤーとして稼働していることが多いです。

具体的には、生成AIチャットツール環境の提供と整備、新規生成AIサービスの検証、社員のリスキリング実施などが挙げられます。

これまではサービス構築するプロジェクトに属することが多かったですが、全社員に変化を促していく人材開発ともいえる動きは、組織全体に目を向けることがミッションでもあるAGMという役職だからこそ活躍できる場面があると思いますし、私自身も今までになかったジャンルの業務にトライできる点において、貴重な成長経験になるだろなと感じています。

社会人になったばかりの頃は相手に敬意を持って誠実に、求められる業務のプラスαを意識して仕事しようと考えていました。そこから、さまざまな経験を経て、感情ではなく目的で考える、対立が起きた場合にはじっくり話を聞き意見を交わす、新しいチャレンジを打診されたらできるだけ手を挙げるなど、今でも意識するべきことを増やし続けて肉付けしていっているように思います。また、配属されているチームや組織から求められている役割によって、今は何を大切にすべきか考え、自分が肉付けた大事にすることリストの優先順位を変更して仕事しています。

AGMになってから意識や目線も変わりました。新しい役職が与えられるということは、これまでの目線からもう一段あげて仕事しなければならないということだと思うので、組織全体への貢献を今まで以上に意識し、周囲との関わり方や行動も変化が求められます。モバファクはわかりやすくステップアップの道を示してくれる評価制度があり、成長指標がわかりやすいので、それも自己成長していく上で大変助かりました。

社歴に関係なく1年目でもどんどん活躍していけるところですね。

この間入社したなと思ったメンバーも、すぐにチームや仕事に馴染んで大活躍している所を見ると、社会人経験が長い私にとっても良い刺激になっています。また、活躍できる理由として風通しの良さもあると思います。上司と部下の関係であってもフラットに意見交換でき、会社とメンバーが改善や目的に対して最適だと考えればその意見が採用されます。また、役員のみなさんも現場の声にきちんと耳を傾けてくれます。なんでもかんでも出来るわけではもちろんないですが、こういうチャレンジがしたいという熱い想いと、会社として必要であることがわかればチャレンジする機会をいただけることも多いです。自分はさまざまな提案をすることで、わりといろいろなチャンスをいただけているなと思っています。

あとは優秀で理性的な社員が多く、人間関係の面においても安定しているため仕事に集中できるのも魅力ですね。

チームで仕事をしているので、やはり相手への尊敬や敬意、誠実な気持ちを持って働ける人と仕事がしたいです。また、与えられた環境の範囲のみで仕事をするのではなく、組織やチームの目的達成に必要なことであれば、自分自身の行動でサービスや会社を変化させていけるようなチャレンジ精神を持った方と働きたいです。周囲とのバランスやチャレンジ精神はどちらか一方に特化しているのではなく、バランスが取れているととても良いと思います。